結婚を考えるカップルにとって、入籍日は特別な意味を持ちます。
最近では、新年の始まりとともに人生の新たなスタートを切る「元日婚」を選ぶ人も増えています。
しかし、元旦に入籍することにはメリットだけでなく、いくつかの注意点もあります。
この記事では、元旦入籍の利点と留意すべき点、さらには他の縁起の良い入籍日について紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
元旦に入籍するメリット
記念日を忘れにくい
毎年の新年と同時に結婚記念日を迎えるため、特別な日として自然に意識しやすくなります。
新年のスタートとともに、夫婦としての新たな一年を迎えることができるため、初心を忘れずに過ごせるでしょう。
忙しい日々の中でも記念日を忘れにくく、パートナーとの関係を大切にするきっかけになります。
また、家族や友人との年始の挨拶の際に結婚記念日も祝ってもらえる機会が増えるため、より特別な日として感じられるでしょう。
縁起が良い
新年のスタートに結婚することで、二人の新たな人生の門出を祝うことができます。
新しい年と共に夫婦としての新たな一歩を踏み出すことは、気持ちの切り替えにもなり、より良い未来への希望を感じられるでしょう。
多くの人が「良い一年の始まり」として前向きに受け止め、祝福ムードに包まれるため、結婚生活のスタートをより華やかで印象深いものにすることができます。
また、家族や友人が集まる機会が多い時期でもあるため、入籍の報告がしやすく、周囲からの祝福を一層感じられるメリットもあります。
家族や友人に祝福されやすい
元旦は親族が集まる機会が多いため、入籍の報告をスムーズに行うことができます。
特に結婚式を後日予定している場合でも、先に親族へ正式な報告ができるのは大きなメリットです。
一生の思い出に残る
特別な日である元旦に入籍することで、毎年の年明けが二人にとってより意義深いものになります。
お正月と結婚記念日を同時に祝うことで、家族の伝統や思い出が増えるのも魅力的です。
元旦に入籍する際の注意点
二人だけの時間を確保しにくい
年末年始は家族との時間が中心になりがちです。
結婚後はどちらかの実家で過ごすケースが多く、二人だけの特別な時間を作るのが難しくなる可能性があります。
役所の対応に制限がある
元旦は役所が休みのため、婚姻届は時間外受付窓口で提出することになります。
しかし、当日の職員は書類の内容を詳細に確認できないため、不備があった場合は後日訂正が必要になり、入籍日が希望通りにならない可能性があります。
事前に役所で内容を確認しておくことが大切です。
レストランやホテルが休業している場合がある
入籍の記念に外食や旅行を考えている場合、年始休業の影響で希望通りのプランが実現しにくいこともあります。
事前に予約状況を確認しておくと安心です。
繁忙期のため手続きが遅れる可能性
年末年始は役所の業務が縮小されるため、婚姻届の受理が遅れる可能性があります。
また、結婚に伴う各種変更手続き（住所変更や銀行口座名義変更など）も通常より時間がかかることを考慮しておく必要があります。
元旦以外のおすすめ入籍日
元旦以外にも、結婚に適した縁起の良い日がいくつかあります。
- 天赦日（てんしゃび）：日本の暦で最も縁起の良い日とされ、新たなスタートに最適。
- 一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）：始めたことが大きな成果を生むとされる日。
- 母倉日（ぼそうにち）：天が人を慈しむ日とされ、結婚に向いている。
- 大安（たいあん）：六曜の中で最も吉日とされ、入籍や結婚式に選ばれることが多い。
- 語呂の良い日：たとえば、
- 1月31日「愛妻の日」
- 2月2日「夫婦の日」
- 3月9日「サンキューの日」
- 4月22日「良い夫婦の日」
- 8月10日「ハートの日」
- 11月22日「いい夫婦の日」
カップルごとに特別な意味を持つ日を選ぶことも素敵です。
付き合い始めた日やプロポーズの日など、二人にとって思い入れのある日を入籍日にすることで、一層特別な記念日となるでしょう。
まとめ
元旦に入籍することは、新たな人生のスタートを祝う素晴らしい選択肢ですが、いくつかの注意点もあります。
事前準備をしっかり行い、パートナーと話し合いながら、二人にとって最適な入籍日を決めましょう。
特別な記念日をより思い出深いものにするために、様々な選択肢を検討してみてくださいね。
元旦にこだわらず、他の縁起の良い日やカップルにとって意味のある日を選ぶことで、より充実した結婚生活のスタートを切ることができます。
どのような日を選ぶにせよ、二人が納得し、幸せを感じられる日を選ぶことが大切です。
